活動報告

大泉南小学校「白子川学習」授業

2001年7月、大泉南小学校4年生の総合学習の時間に、水辺の会のメンバーが“出前講座”として授業を行うようになって、今年で9回目を迎えた「白子川学習」。

学習のテーマは、井頭湧水、魚の地震予知、ホトケドジョウの生態、ザリガニの捕まえ方、ビオトープの作り方、地下水脈・・・と毎年様々ですが、基本はいつも同じ。

“白子川”を通して、“湧水の貴重さ”を感じ取ってもらい、湧水を守るために“ひとりひとりに何ができるのか”を考えてもらうこと。

白子川学習は、4年生にとって、毎年10月に開催される「源流まつり」での白子川調べ学習の発表に向けての第一歩の授業ですが、同時に、水辺の会にとっても、白子川博士を誕生させるために、子供たちに如何に白子川に関心を持ってもらうか、重要な位置づけにある出前講座の一つです。

写真から伝わるのは、子ども達の真剣さ・・・?それとも、“メダカは空を飛ぶか”の4年生の熱き議論に、小さなビーカーを見つめるキラキラと輝く瞳に、タジタジとなりながらも奮闘するメンバーの“汗”・・・???

 

▲小さなビーカーを見つめる真剣な目、目、目・・・。
今年は、菅沢会員から4年生全員に、白子川の川底の土がプレゼントされました。
目的は、ただただ観察すること。
何が生えてくか、何が生まれ出てくるか・・・、そう、何かが絶対動き出すはず!!!

 

▲白子川学習から、何に興味を持ってくれたかな???白子川の生き物かな、白子川の水生植物かな、白子川にかかる橋の名前かな、縄文人の白子川べりでの暮らしぶりかな、富士山の爆発かな、それとも・・・。

 

▲地球が湛えている海水の量がペットボトルとすると、小さなキャップに注いだスポイトの一滴が、地球に存在する淡水の量。水の貴重さについて伝える永井会員。

 

▲そうそう、白子川は、見た目はとっても綺麗ですが、実は大腸菌が一杯います。川で遊んだ後は、必ず、石けんで手を洗いましょうね。

 

▲「都市河川???」・・・、横山会員から、ゲリラ豪雨対策としての貯水池について、ちょっとハイレベルな講義もありました。

▲あれ?いつも長靴履いて、川掃除しているおじさんとおばさん達だ!!!子ども達から、そんなヒソヒソ話が・・・。

 

▲「アメリカザリガニといちばん仲良しになれる時」。今年、子ども達が最も興味を持った学習テーマです。

 

▲子ども達からの質問時間はヒヤヒヤタイム・・・、内容はすべて想定外のことばかり。

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