活動報告

第44回“源流の森”研究会【会員限定】 メーリングリスト会議

白子川源流・水辺の会のみなさま

44回“源流の森”研究会(4)は、コロナ感染防止のため、今回もメーリングリスト会議を行います。

テーマ1: 白子川整備計画と総合治水計画について
〇時間雨量75mmの内訳
  50mm(東京都)  ・・・河道整備
  15mm分(東京都)  ・・・調節池整備
10mm分(練馬区・西東京市) ・・・雨水浸透桝や雨水貯留管等の整備 

〇自然豊かに、住みよいまちづくりとなる治水の在り方について
豪雨対策の河道の掘削や大型調節池の建設は河川環境や湧水を生み出す地層を破壊し、人と川とのかかわりをさらに希薄にしていくことが危惧されます。白子川流域の練馬区、西東京市、和光市、板橋区、東京都、埼玉県が一体となって、自然環境の保全・創出および住みよいまちづくりを考えながら、河道、調節池、遊水地、雨水浸透施設、雨水貯留施設、雨水利用、緑地の保全・整備、土地利用等の総合的な治水計画を考えていくことが、今後のまちづくりとして重要に思います。
総合的な治水計画についてご意見をください。

テーマ2: いい川づくりの3つの柱
白子川の川づくりは、「多自然川づくり」「健全な水循環の再生」「総合治水対策」の3つが重要な柱と考えます。
森研ではこの3つの柱をもう一度じっくり勉強し直し、白子川の将来像を具体的に描いていきたいと思います。
今日は、まず「多自然川づくり」から。

 豪雨対策の中小河川整備は、川底を深く掘ってコンクリートの直立護岸にする整備が多かったですが、生き物や景観、憩いの場などが失われてきました。そこで、多自然川づくりの考え方は、
①川底を掘ることは極力しないで、川幅を広くすることで豪雨時の水量を確保すること
②川幅を広くとることで平常時の川の営みに自由度をもたせ、自然を再生すること
③緩傾斜護岸によって、水辺の親水空間をつくりだすこと
などを基本として、自然豊かで、人と川のかかわりを育む川づくりをすることです。

 白子川の多自然川づくりについて、描いてみてください。

以上

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